歯の構造!エナメル質・象牙質・歯髄ってどうなってるの?
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この記事を書いている人:あとすい(40歳・男性)

子供の友達に「歯が黄色いね~」と言われ子供ともどもショック。挽回を図りホワイトニングの勉強と実体験に挑戦中!

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歯の構造!エナメル質・象牙質・歯髄ってどうなってるの?

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歯の構造(ホワイトニング時)について解説

ホワイトニングをする人が知っておくと良い「歯の構造」は以下の通り3つです。中でも「エナメル質・象牙質(ぞうげしつ)」は歯のホワイトニングに密接な関係をもっています。

  1. エナメル質
  2. 象牙質(ぞうげしつ)
  3. 歯髄(しずい)

下図を見てください。地層の構造とよく似ていますね。一番右上の部位から下に3つがそうです。
歯の構造

この他にも「セメント質」だったり図中の歯根膜だったりありますが、「歯のホワイトニング」に関しては知らなくてもOKですので、気楽にいきましょう。

では、ひとつずつポイントに絞って簡単に解説していきます。

1.エナメル質について

歯の表面部分で一番外側の部分。人間の体の中で最も硬い組織なんです。厚みは2~3ミリで、なんと水晶と同じくらいの強度。

歯の構造エナメル質

歯の神経がむき出しにならないように、外部の刺激から守るためにあるのです。後述しますが、歯髄(歯の神経が通っている部分)を守る役目ですね。

2.象牙質(ぞうげしつ)について

象牙質は歯の大部分を構成してい箇所で、「歯の主成分」と言ってもいいですね。エナメル質の下に位置し、少し「黄色味がかった色」の組織です。

歯の構造象牙質

象牙質はエナメル質よりも柔らかい組織で、刺激が加わると痛みを感じるのが特徴。

3.歯髄(しずい)について

歯の中心部に流れ込むように入っている、神経が通っている組織で、歯の痛みを感じるのはここです。虫歯でこの領域まで到達すると「強烈な激痛」を伴い神経を抜くレベルまでなることも。怖い怖い。

歯の構造歯髄

歯髄(しずい)の特徴は痛み以外にもこういったものがあります。

  • 象牙質の形成
  • 歯への栄養の供給
  • 炎症・刺激に対する防御反応

図を見てもらうと、神経・血管が歯茎の中へ食い込んでいっているのが、良く分かると思います。

エナメル質は平らだと思われている誤解

エナメルと聞くと「バッグで使っているエナメル」を想像する人も多いと思いますが、歯のエナメル質は、少々構造が違います。というか真逆です。エナメル質の表面写真を見てみましょう。

エナメル質の表面

見た目上はすべすべで滑らかだと思ってしまうが、拡大顕微鏡等で見ると歯の表面には、指で触ってみても分かりにくい「凹凸がいっぱい!」つるっとしてない!

さらに表面を拡大してみると、爪楊枝・マッチ棒の束といった表現が似合うような、小柱がまとまった構造になっています。

エナメル質の表面拡大

これが象牙質の上に突き刺さるように、エナメルの柱として生えています。これは動物が物を噛む力が「1トン、2トン」という大きな単位の圧力(プレッシャー)を歯にかけるので、その力を分散し耐えうるため。

歯がもし、1つのまとまった構造をしていたら強い圧力が1か所に掛かり、直ちにバラバラに割れ、砕けることになります。

その対策として進化し、エナメル質の下にある象牙質は柔らかい構造になっていて、エナメル質は硬い構造。このマッチングによって強い力から歯を守っているという訳ですね。

エナメル質が柱構造が仇で色素沈着に!

強い力から歯を守るための柱構造はメリットとデメリットがあります。

メリット 強い力から歯を守る
デメリット 柱の間に物が入り込み色素沈着

エナメル質が色素をどんどん取り込み、この色素沈着は時間が経過すればするほど進みます。年を重ねた人に「歯が白くない・黄色い」という現象が多いのはそのため。ある意味仕方のないことだと分かりますね。

実は、肌の老化と同じように、歯も老化することは覚えておいてください。歯槽膿漏で入れ歯になったというケースとは違い「歯そのものが老化」します。

年を取っていくにつれ「虫歯の予防」も大事ですが、「歯を白く保つための予防」も大事なので、しっかり知識を身に着けてくださいね。

次は歯を変色させる要因についてです。

歯が変色する2つの理由・要因!主な原因とメカニズムを徹底解説

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